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省エネルギー効果と耐食・耐摩耗性の検証

効率改善による省エネルギー効果の実証例と
耐食性及び耐摩耗性の検証


 当社では福島県I市の某精錬所に、排煙脱硫装置の吸収液(55℃×液比重1.2×Cl濃度20,000PPM×PH4~7×石膏スラリー)循環用として既設ポンプと同仕様の新設計の高効率スラリーポンプを納入し、既設のポンプとの比較運転を行いました。


大きさの比較

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動力費の比較

(a)既設ポンプ(W社製)
 口径300mm×容量18m3 /min×揚程30m×回転数400min-1 × 効率35%×軸動力260kw
 〔材 質〕 ケーシング:ゴムライニング、羽 根 車 :高クロム鋳鉄
(b)CEX形高効率スラリーポンプ
 口径300mm×容量18m3/min×揚程30m×回転数1.500min-1×効率65%×動力180kw
 〔材 質〕ケーシング:MD-11 高強度二相ステンレス鋼鋳鋼、
      羽 根 車 :MDPH-30析出硬化形二相ステンレス鋼鋳鋼
      吸込カバー:MDPH-30析出硬化形二相ステンレス鋼鋳鋼
(c)運転条件:連続運転:年間稼働時間330日(定期整備、スタンバイ) 電動機効率:94%
(d)年間の動力費で比較
 動力費の比較は下記の通りです。

(a)の効率35%のポンプの動力費は 260kw÷0.94×24hr×330日=219.100kwH
(b)の効率65%のポンプの動力費は 180kw÷0.94×24hr×330日=151.660kwH

この差219.100kwH-151.660kwH=67.440kwH
これを金額にすると1kwH≒20円とした場合には、
即ち、効率30%の差で
年間約1.350.000円の電力費が節減出来ます。


耐食性および耐摩耗性の検証

 連続3800時間(約6ヶ月間)運転後、解放検査を行い各部品毎の摩耗状態を確認しました。部品質量、寸法を測定し、摩耗程度を視認する検査方法により、検査した結果、出荷時の状況と概ね変わりが無く殆ど摩耗状態が見られず良好な状態でした。 なお、検査結果は、下欄の写真の通りです。

1,サクカバーを取り外した処
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2,ケーシング (摩耗殆どなし)
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3,サクカバー (摩耗殆どなし)
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4,羽根車 (摩耗殆どなし)
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5,軸受け異常なし
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6,組立検査異常なし
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